西国街道1 | 大和路を走る

コースメモ

発着地: 西宮神社（兵庫県西宮市）～阪急石橋（大阪府池田市）
通過地域: 兵庫県西宮市・伊丹市、大阪府池田市
ルート: -
距離: 約17km

1西宮神社(南門)

スタートは西宮神社。恵比寿様の総本社。毎年1月10日の「えびす大祭」は多くの商売人で賑わう。毎年恒例の「福男」選びでもすっかり有名だ。
2本殿

恵比寿様の神社とあって豪華な感じだ。
3常夜灯型道標
4社務所
5灯籠と大練塀
6西宮神社東門

ひととおり見学を済ませて、さあ出発！
7馬場町あたり

東門の前の通りをまっすぐ東へ進む。
8市役所前通り

本来の西国街道はこれより少し東の道を北上しますが、現在は道が途切れています。どうせ通れないなら走って楽しい方を選びましょうか。
9西宮市役所の向かいの広場

市役所近辺は緑も多く気持ちよいです♪
10海清寺

市役所と道路を挟んで向かい側にあります。
11国道171号線、西宮市立体育館の南側
12西宮運動公園

この辺りは道が寸断されています。とりあえず運動公園の中を走りましょうか。WCも自販機もありますし。

♪ちょっと周辺散歩

えびっさん筋(産所町交差点辺り)

西宮神社の東側に南北に走る通り。まっすぐ北上するとJR神戸線をくぐる「マンボウトンネル」がある。
和上地蔵尊

交通安全のお地蔵様らしい。
マンボウ

谷崎潤一郎の小説『細雪』に登場するマンボウトンネル。自転車・単車は危ないので押して通行してください。
一本松地蔵尊

マンボウトンネルを抜けて、一本東の道を北上すると道の真ん中に地蔵尊がある。このため道はここを回り込んでいる。

13中屋町

西国街道の続きです。運動公園の北側出口から出ます。
14広田橋

この辺りからきちんと「西国街道」の表示があります。
15広田町

車通りも少なく走りやすい道。
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ま～っすぐ♪
17能登町
18四十谷川
19丸橋町
20門戸厄神の道標

「日本三躰　厄神明王」と書かれている。弘法大師自ら愛染明王と不動明王が一体となった明王像を３体刻み、そのうちの一体がここにあるものだそうだ。ちなみに門戸厄神へは毎年初詣に行っている。
21門戸荘
22門戸荘

道なりまっすぐ。
23門戸荘

駅が近づいてきた。
24門戸厄神駅前

なんだ！あの薄っぺらいビルは！
思わずシャッターを切ってしまいました。
（街道はこちらの方向ではありません。）
25下大市東町

阪急門戸厄神駅前の商店街を走る。
26門戸厄神の道標
27中津浜線

信号を渡ってさらにまっすぐ。
28上大市4丁目あたり

車通りも少なく走りやすい道です。
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気をつけていないと見落とします！ここを斜め左に曲がります。
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川（溝？）沿いの細い道。
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案内板があります。
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阪神水道企業団の敷地で西国街道は一旦寸断されます。標識に従ってカクカク曲がります。
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新幹線の手前を右に。
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甲南ポンプ場の前を通ります。
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新幹線の高架をくぐって・・・
36段上町8丁目

道なりに進みます。
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この辺りは最近整備されて広くなった道路。
38上大市5丁目

渡ってさらに道なりに。
39鯨池浄水場

浄水場のフェンスに沿って右側の細い道に入ります。実際の西国街道はこの辺りからまっすぐ武庫川を渡っていたのでしょうか。
40鯨池浄水場脇の案内板
41報徳学園の裏の道

今は武庫川へ抜ける道がないので、こちらから迂回しましょう。
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報徳学園の敷地内ですが、市民も自由に通っています。おおらかな学校です。
（駅伝はとっても速いです。）
43武庫川

西国街道はこのまままっすぐだったのでしょうが、さすがに川は渡れません。
迂回しましょう。
44髭の渡し

もともとはここに渡し場があったようです。
45河川敷にある常夜燈
46武庫川河川敷のコスモス畑

2003年9月、「髭の渡し花咲き会」が、荒れ放題になっていた河川敷をコスモス畑にしようと計画しました。新聞に「種まき当日の飛び入り参加を歓迎する」旨の記事が出ていたので、飛び入り参加させてもらいました。当時は大きな石がゴロゴロあって、土もガチガチで「こんなところに本当に花が咲くのか。」と思いましたが、秋には立派なコスモスが♪感動しました！
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年々花の数が増えています。今では観光バスも訪れ、すっかり花の名所になりました。
48甲武橋(国道171号線)

橋の真ん中あたりが西宮市と尼崎市の市境。
49甲武橋東詰の階段

武庫川沿いの道は歩道も狭く危険なので、一旦下へ降りましょう。
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堤防下の道を川と並行して北に進みます。
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少し広い道に出ます。ここをまっすぐ行くと西昆陽の交差点で171号線と交わります。
52171号線合流地点あたり

ここから伊丹市に入ります。
53高師直（こうのもろなお）の塚

国道171号線（イナイチ）に入ってしばらく東に進むと、昆陽の里の交差点手前の左手側にあります。
54山田

昆陽の里の交差点のところから南側に渡ってこの細い道を進みます。分岐点に建っているのが次(55番)の写真の案内柱。
55案内柱

伊丹市内には要所要所にこのような案内柱があります。
56道標

道標がありました。
57閼伽井

小さな公園の中にある。
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阿迦井の手前の道路から北側を見たところ。正面に見えるのは「昆陽（こや）寺」。
西国街道はここから少し東に行き左（北）に曲がって、寺本4丁目の交差点で171号線を一旦渡ります。イナイチを渡るにはここを渡るしかないのですが、渡ってから少し戻らなければなりません。
59昆陽寺

（ちょっと寄り道）国道171号線を少し西に戻ったところにあります。天平5年（733年）行基が開基したと伝えられている。山門は県指定文化財。
60西天神社

イナイチ沿いに進むと左手に西天神社が見えてくる。間口は狭いが奥が結構広い。
61西天神社の鳥居
62西天神社前の歩道橋

イナイチを再び東南側へ渡る。
63昆陽（こや）案内柱

渡ったところの角にある案内柱。ここからイナイチを離れて細い道を東へ進む。
64細い道へ入ってからイナイチを振り返ったところ

左手奥に見えるのが上の写真を撮った歩道橋。
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ここを道なりに進む。
66昆陽宿案内板

住友電工の敷地前にあります。
67西の庚申さん

次の写真の公園前にあります。
68公園にある説明板

昆陽・昆陽野についての説明が書かれています。(「昆陽馬場口児童遊園地」というらしい)
69同公園の前にあるプレート
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道なりに進む。いかにも街道筋といった風情だ。
71「長勢（ちょうせい）橋」の石碑

県道142号線（米谷昆陽尼崎線）の手前の公園にある。
72道路元標（げんぴょう）

「稲野村道路元標」と書かれていたらしいが、「標」の部分は埋まっている。
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街道の雰囲気を残した道が続く。
74能因法師の碑と道標

稲野小学校の校門脇にある。道標には「すぐ中山・小濱」と書かれている。
75小学校前の案内板

伊丹市内にはこのような行程図も所々に設けられている。
76千僧（せんぞ）

道路を渡って左側が警察署。この辺りが伊丹の中心街だ。ここを左に曲がってまっすぐ行くと昆陽池がある。
77千僧あたり
78地図
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80天神社
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さらに街道らしい道が続く。
82千僧の旧地名についての説明板
83自衛隊第三師団

中には戦車が一杯。

♪ちょっと寄り道

街道からは少しそれるが、県道332号線を渡ってすぐの三叉路を左側へ行くと「御塚」がある（西国街道は右側の道）。こちらの道も途中にお地蔵様があったりして、街道のような雰囲気なので、長い間こちらが西国街道だと思っていた。
御塚

妙宣寺が法華宗に改宗した際に、それまでの真言宗と訣別するために仏像や教典を埋めた場所だとされる。妙宣寺はこの少し北東にある。
竹塚

御塚を過ぎて2つめの筋を左に入ると、右写真の妙宣寺と向かい合わせに竹塚がある。
妙宣寺
西皇太神社

妙宣寺の隣にある神社。ここに右写真の「茶碗樋」がある。
茶碗樋

かつて瑞が池からの取水に関して荻野と鴻池の２つ野村の間で争いが絶えなかったところ、和解により、「村の境に樋を設けてこの茶碗大の穴から漏れる水以外はすべて瑞が池に取り入れる」ことが決まり、それ以来争いはなくなったと伝えられている。これは彼の地から移設されたものらしい。

84大鹿交流センター
85大鹿交流センターの前にある道標

この前の道路で西国街道と有馬街道が交差している。道標には「すぐ西宮（東）」、「すぐ中山・ありま（南）」、「すぐ京（西）」、「すぐ大坂（北）」とそれぞれ書かれている。
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この先の交差点の手前に案内板
88春日丘

大鹿東口の交差点を越えてさらに道なりに進む。
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90伊丹坂

左手に「伊丹坂」という名の美容院もある。
91伊丹坂

結構な急坂だ。