コースメモ
- 発着地
- (近鉄御所駅)鴨都波神社~かもきみの湯
- ルート
-
- 走り組
- 近鉄御所駅~鴨山口神社~九品寺~一言主神社~極楽寺~橋本院~高天彦神社~高鴨神社~船宿寺~かもきみの湯…(バス)…近鉄御所駅
- 歩き組
- 近鉄御所駅~鴨山口神社~九品寺~一言主神社~極楽寺~かもきみの湯…(バス)…近鉄御所駅
- 距離
- 約16.5km
- 所要時間
- 4時間30分
- 実施日
- 2009年9月6日
-
1近鉄御所駅
-
2鴨都波(かもつば)神社
この辺り一帯は鴨津波遺跡に属するらしい。 葛城は鴨族のゆかりの地ということで、”鴨”のつく神社がたくさんある。 ここは葛城の東の端にあたる。
-
ここで準備体操をして、いざ出発!
-
3柳田橋
神社の裏から出て南へ、柳田川沿いに走ります。途中に2カ所自販機があります。この先は「一言主神社」まで自販機はないので余分に買っておきましょう。
-
4柳田川(葛城川支流)
両岸とも道路が整備されていて走りやすい。暑い季節は木陰のできる南側の道がよいでしょう。
-
-
5柳田川
柳田川沿いをひたすら走ります。大正中学を越えると道が急にあやしくなり… こんな感じです(^^;。川に落ちないように注意して走りましょう。
-
6健民運動場
右手奥に見えるフェンスの所が健民運動場です。この手前からようやく普通の道路に戻ります。 運動場にはトイレも自販機もないので注意。
-
7鴨山口神社
ここを右に曲がります。
-
8鴨山口神社
ここも”鴨”ですね。WCはこの先「一言主神社」までないので、ここで済ませておきましょう。
-
9案内板
ふむふむ。少しお勉強。
-
10正面鳥居
こちらが正面ですね(^^;。脇から入って正面から出ます。
-
11六地蔵へ向かう道
県道30号線を信号で西へ渡って少し南へ、一筋目を右(西)に曲がって進みます。
-
12六地蔵へ向かう途中の田園風景
あ~、日本の古き良き風景ですねぇ~。(6月下旬頃撮影)
-
13六地蔵
すっかり風化してよくよく眼を凝らさないと見えませんが『六地蔵』です。 道の途中に、何気なく突然現れるので「えっ!」という感じですが…。 裏からやってくるので余計わかりにくい…。
-
14六地蔵の近くにあった案内板
案内板立っていました。ここを左に曲がります。この日は突然の雨。 天気予報では降るなんて言っていなかったのに…。傘がないのでぬれていきましょう(^^;。 「秋雨(?)じゃ、ぬれていこう。」とほほ…。(2003年11月撮影)
-
15六地蔵の近くになかった案内板?
案内板消えていました(^^;。朽ち果てた柱の跡が地面にありました。 もう立て直さないのかな?(2009年6月撮影)
-
16葛城古道のスタート
ここからいよいよ「葛城古道」です。しばらくは田園風景を楽しみましょう。
-
17秋の風景
この辺りは延々と田んぼの中ののどかな田舎道が続きます。
-
18田園風景
この日は雨上がりで山の上に白く霞がかかっていた。とても幻想的できれいな風景だ。
-
19道標
葛城古道にはこのような道標が整備されているので迷うことはない。 だが、サッカー少年が飛び出してくることがあるので?注意しよう。
-
20駒形大重神社
葛城古道からは少し外れたところにある。時間があれば寄ってみよう。
-
21番水(ときみず)の時計
「番水の塔」とも呼ばれる。田んぼに公平に水を配分するために使われているらしい。 ここからさらにあぜ道を進む。視界はう~んと広がる。
-
22九品寺へ向かう途中の蓮池
雨上がりできれいな蓮が咲いていました。葛城山系の山々を背景にピンクが映えていました。 (2009年8月初旬撮影)
-
23石仏
あぜ道を進むと少し開けたところに九品寺がある。視界が開けているので伽藍を目指して走ると良い。 ”葛城の道”の道標もたくさん立っているので目印にしよう。
-
24九品寺 正門
門はなかなか素敵♪ 「九品寺」の名前から分かるようにご本尊は阿弥陀如来。行基が開いた浄土宗の名刹です。裏山の千体石仏が有名。
-
25
静かで落ち着いた佇まいの寺だ。
-
26
庭もなかなか手入れされていて綺麗だ。WCは昔あったが今はない。
-
27千体石仏
圧巻です!
-
28
境内は広くてきれい。
-
29コスモス
一言主神社へ向かう道。10月下旬頃だと一面のコスモスが見られる。 少し高台になっているのでコスモスを見ながら町並みを眺めることもできる。
-
30
葛城山の麓を走る。
-
31
途中、きれいな田園風景が広がる。田んぼにオタマジャクシやタニシがたくさんいた。そういえば、最近見なかったなあ~。
-
32楢原休憩所
案内板にしつこく「休憩所」と書いてあったのでどんなに立派なところかと思ったら…・東屋でした(^^;。
-
33『綏靖(すいぜい)天皇高丘宮跡』の碑
-
34
この道の先を左に曲がると『一言主神社』。
-
35一言主(ひとことぬし)神社
(境内自由)
-
36亀石
神社の階段の左脇にあります。…亀といわれても亀に見えない…どうしたものか。
-
37本殿
1つだけ願い事を叶えてくれることからこの名があるそうだ。 「一言(いちごん)さん」と呼ばれて親しまれている。欲張ってたくさんお願いしないこと!
-
38ご神木
神社というとどこでもありますよね。ご神木の大木。樹齢1200年!? ここのは「乳銀杏」です。枝の付け根がコブ状になって”乳”のようだからだそうですが。 この木をさすると乳の出が良くなるそうです。え?関係ない?
-
39蜘蛛塚
神武天皇の頃、悪事をはたらく巨大な土蜘蛛を葛網で捕え、 彼らの怨念が復活しないように頭、胴、足と別々に埋めた跡だそうだ。 「葛城」の名はこの葛網からきたとも言われている。 「土蜘蛛」というのは、時の政権(天皇)にまつろわぬ人々(種族)に対する蔑称であり、 「日本書紀」では「身の丈は短く手足が長い」という特徴が書かれている。 いつの時代も為政者の行為は武勇伝のように語られる。
-
40
境内から眺めたところ。左側の並木道が参道。この後はここを通って少し東へ行きます。
-
41一言主神社の参道
まっすぐ行って県道30号線をまたぎます。 秋に行くと、またいだ辺りに柿を売る無人販売のスタンドがありました。 3個100円!「甘~い、甘~い」と書いてあったのと書いてなかったのとがありました。 以前「甘いよ」と言われて渋柿を買わされたことがあったので不審を抱きながらも、 とりあえず「甘い」と書いてあるのを買いました。食べてみると…「甘~いっ(^^)」。 元気百倍です。
-
42一言主神社の鳥居
ここまでが神社の境内だったのですね。
-
43参道をおりたところの道
この少し先に自販機がありました。ここから極楽寺あたりまではたくさんあります。 今のうちに買い込んでおきましょう。
-
44龍正寺
小さな辻の角にありました。浄土宗のお寺です。
-
45長柄神社
-
46重要文化財『中村邸』
この辺り、古い町並みが残っています。
-
47『葛城酒造』
-
48
春日神社へ向かう道。こんな道一つにも風情が感じられる
-
49『春日神社』
-
50
とにかく道なりです。上り道が続きます。
-
51『高木神社』
-
52南郷地区
まだまだ上りです。
-
53住吉神社
-
54極楽寺へ向かう道
柿の木があちらこちらにある。上り坂です。
-
55鐘楼門
門の中に鐘があるこのタイプは珍しいそうです。
-
56極楽寺
極楽までの道は上り坂でした(^^;。ここが極楽か~。勿論、浄土宗です。ここで昼食。
-
57極楽寺本堂
きれいに手入れされています。外のベンチでお昼を頂いていると、 おばちゃんが「中の休憩室を使ったら良いよ。」と声を掛けてくださいました。 休憩室は畳敷きで、きれいすぎて汗でドロドロの私たちには入れませんでした(^^;。
-
58
極楽寺の門からこの道を下ります。
-
59
下ったところは県道30号線です。
-
60県道30号線
この先を右に曲がり、山道に入る。
歩き組はこの先のY字路を左に入り「かもきみの湯」へ直接向かう。 -
歩き組はここを左です。
-
61
橋本院へ向かう山道。
-
62
橋本院へ向かう道は結構な山道(^^;。でもね、苦労していくだけの価値はありますよ♪
-
63
途中に発掘中の遺跡なんかもありました。奈良ってまだまだ至る所に遺跡が眠っているんですね。 だんだんと鬱蒼としてくるとまもなくゴール。
-
64橋本院の敷地内
深い森を抜けて突然景色が開けてくる。そこはもう橋本院の敷地内。
-
65橋本院
高野山真言宗ですね。
-
66観音堂(本堂)
ご本尊は十一面観音
-
67釈迦誕生像
橋本院は本当に清楚なお寺です。何だか心がのんびりしてきます(^^)。 お庭に釈迦誕生像がありました。例の天と地を指さしているあれです。「天上天下、唯我独尊」ですね。
-
68鐘楼
手前は「瞑想の庭」。ベンチもあって、お弁当にはちょうど良いかも。
-
69厄除け修行大師尊像
-
70厄除け十三仏
-
71
-
72
こちらの門から出て再び葛城古道を走ります。
-
73
門を出ると開けた風景が。
-
74
トイレです(^^)。お庭の広いトイレです。
-
75
トイレのお庭?にあじさいが咲いていました。(2009年6月下旬撮影)
-
76
橋本院を振り返ったところ。
-
77
この辺りの道がコース中一番落ち着けます。視界を遮るものが何もありません。あ~、いいなあ~。
-
78万葉歌碑
-
79
夏の田んぼ♪
-
80
秋の田んぼ♪
-
81
ずっと田んぼ…
-
82高天彦(たかまひこ)神社
橋本院を出て、山裾の細い道を進むと、ひっそりと、本当にひっそりと鳥居が見えてくる。 写真を撮るのが怖くなるくらい、何かありそうな雰囲気だ。神様が降臨したとしてもおかしくない?!
-
83
参道の両脇には樹齢数百年といわれる杉木立が立ち並ぶ。
-
84
祭神は高皇産霊尊、市杵嶋姫命、菅原道真。
-
85
鳥居の横にきれいなあじさいが咲いていた。
-
86福蛙
触ると福が来るらしい。
-
87
パワーストーンですね。学生たちが「感じる、感じる。」とか言っていましたが、 私は何にも感じませんでした(^^;。
-
88『鶯宿梅(おうしゅくばい)』
初春の あした毎には 来たれども あはでぞかへる もとのすみかに」
-
89
鶯宿梅を少し進んだところを左に曲がると、 「蜘蛛窟40m→」という看板があり、そちらの方向を見ると…う~ん、けもの道ですな。
-
90蜘蛛窟
林の中の怪しげなけもの道を上ります。3回目にしてようやくたどり着けました(^^;。
-
91蜘蛛窟のある林
「土蜘蛛」伝承は日本書紀の他、能や歌舞伎の世界にもあるが、 いずれにしても「蜘蛛」は時の反対勢力の蔑称で、 彼らを征伐したことを物語になぞらえて語り伝えたもののようだ。 …蜘蛛って家の害虫とかを食べてくれるので、私は決して殺さないのだけれど。
-
92
県道30号線へ抜ける途中の道。鬱蒼とした杉木立の間を進む。下りなので気持ちよいです。
-
93
県道30号線までは急な下り道。
-
県道30号線を渡る
車通りも少ないので、快適に走れます。30号線を渡ってまだまだ下ります。
-
94
県道30号線の一本東側の道が葛城古道。ここを南に下って高鴨神社を目指す。秋に訪れたときは、途中に柿を売る無人スタンドがあった。 今度は何と6個100円!!少し重いがお土産に買っていく。(帰ってから食べたが、これも甘かった。) そういえば、葛城の道沿いにはいくらでも柿の木があった。ほとんどが熟れた実の付いたまま放置されていた。 朽ちるよりは少しでも売れた方が良いのね。資源の有効活用にご協力(^^)。
-
95
眼下に美しい棚田が広がる。
-
96
県道です。全然車通りませんが(^^;。
-
97
やたらと目に付く「ちかん注意」の看板。そんなに置換が多いのでしょうか。あ、「置換」にも注意せねば。
-
98『葛城の道 歴史文化館』
葛城古道の案内地図や資料がおいてある。小休止に立ち寄ってみては。すぐ隣は『高鴨神社』。
-
99高鴨神社
主祭神は阿遅志貴高日子根命(あぢしきたかひこねのみこと)
-
100拝殿
-
101石垣に配された石灯籠
拝殿の右側の石垣に埋め込まれています。
-
102
大きな池がありました。ここからの葛城山系の眺めが秀逸。
-
103
高鴨神社の鳥居正面からさらに南に下ります。
-
104
「風の森バス停」の案内板に従って左に曲がったら、細い道を道なりに国道24号線に向けて下ります。
-
105「風の森」バス停
この辺りはとても風が強いので「風の森」とついたらしい。この日は大して風は強くなかったけど…。
-
106
国道24号線を横切って並行して続く細い道を走ります。
-
107船宿寺案内板
しばらく行って、右側の細い道を上ると船宿寺の看板が見えてきます。
-
108船宿寺(せんしゅくじ)山門
花の寺として有名。サツキ・ツツジの頃が特に美しい。
-
109本堂
庭はよく手入れされていて気持ちいい。
-
110境内を彩るあじさい
-
111船宿寺参道
北側から見たところ。北側から来ると案内板があって分かりやすい。
-
112かもきみの湯
2003年にオープンしたスーパー銭湯。
近鉄御所駅に集合。駅前にお弁当やさんができていました。 道中コンビニ等はありませんので 昼食は家から準備されるか、ここで購入していきましょう (駅の売店は閉鎖されたようです)。
駅の北側に「観光案内所」がありますので、ここで地図等をもらっていくと良いでしょう。 駅を出て向かいの信号を渡り、南下します。 橋を越えて少し行ったところに目指す「鴨都波(かもつば)神社」があります。