コースメモ
- 発着地
- 近鉄奈良駅~JR笠置駅
- ルート
- 興福寺境内~春日大社~首切り地蔵~峠の茶屋~円成寺~夜支布山口神社~南明寺~柳生~布目橋~笠置憩いの館(温泉)
- 距離
- 約27km
- 所要時間
- 7時間
- 実施日
- 2002年9月12日
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1近鉄奈良駅
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2興福寺
旅のスタートはおなじみ”興福寺”から。当時(2002年)は中金堂の復元作業中でした。
ここでお手洗いをお借りして着替えましょう。 五重塔を眺めながらストレッチをして、さあ出発! -
3春日大社
神社境内は砂利道が多いのでここは走らずゆっくり行きましょうか。
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4滝坂の道入口
さあ、ここからいよいよ柳生街道です。
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5滝坂の道
一歩踏み入れるともう緑の真っ只中!山道なので道を譲り合って安全に走りましょう。
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6寝仏
・・・別に好きで寝ているわけではないのだけれど・・・ どこかから転がり落ちたものらしいです。大日如来座像だそうですが、 かなり摩耗していて肉眼でははっきり判別できません。こらこら、起こしてはいけませんよ。 「寝仏」じゃなくなってしまうではありませんか。
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7石畳の道
この辺りはしばらく石畳の道が続きます。雨の後などはかなり道が滑りやすくなっているので、 ここは走らず、ゆっくり歩いてみてはどうでしょうか。たくさんの仏様がお出迎えしてくれますよ。
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8朝日観音
川を隔てた上方に見える。朝日に美しく映えることからこの名があるらしい。 ・・・でも実は”観音様”でなく弥勒菩薩です。これより手前にある『夕日観音』も弥勒菩薩。
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9朝日観音の説明版
よくまあ、あんな崖の上に仏様を刻めたものだと感心してしまいます。何日も山にこもったのでしょうね。
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10休憩所
休憩所。一応WCあります(男女兼用ですが) 。ここで道は新池を囲んで2つに分かれています。 進行方向から右手の道を行くと”地獄谷石窟仏”を通るかなりハードなコース。 ここはまっすぐ進みます。
ただし、いずれのコースを選んでも石切峠で合流するので、 速い人は地獄へどうぞ~ -
11首切り地蔵
”首切り地蔵”(鎌倉後期)。荒木又右衛門が試し切りしたとかしないとか・・・。 像高182cm。結構のっぽね。
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12杉の大木
首切り地蔵のすぐ横にある杉の大木
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13春日山石窟仏
向かって左側の仏様たち
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14春日山石窟仏
右側の仏様たち
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15「東海自然歩道」の道標
コース中、「東海自然歩道」の道標が随所に立っている。しっかり見て進めば迷うことはない。
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16石畳の道
石畳の道が延々と続く。かなり走りにくい。えっ!走るところじゃないって?
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17合流地点
休憩所から「地獄」を通ってきた方とはここで合流。では、一緒に参りましょうか。 ここから峠の茶屋までは結構な上り道。「草餅、草餅~♪」と歌いながら上ろう。 この先、奥山ドライブウェイを横切る。
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18峠の茶屋
石切峠を登り切ると、ちょうど欲しかった甘いものが・・・。 ここの草餅(よもぎ餅)は柔らかくて草の香りがしてとても美味しい。 必ず食べよう(^^)。1個130円(2002年当時)。セルフサービスでお茶(無料)もいただける。
峠の茶屋の建物は約180年前のものだそうだ。・・・えっと、江戸時代(^^;? -
19峠の茶屋
峠の茶屋で草餅を食べてほっと一息ついて足元を見ると・・・ ぎゃあ~!ヒルがついている!前日の雨のせいでヤマビルがいたらしい。 これも自然があるからだよね。ヒルに注意!
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20峠の茶屋からの道
峠の茶屋の横にはアジサイが咲いていた。ここからは下り。
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21円成寺へ
円成寺へ向かう道は、景色も開けてとても走りやすい道。緑いっぱい、自然いっぱい。 ああ~、生きてるなあ~。
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22茶畑
この辺りから茶畑が増えてきます。
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23県道184号線
しばらく県道184号線を走ります。この辺りは中誓多林町(なかせたりんちょう)。
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24茶畑
茶畑が広がり、圧巻!
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25東海自然歩道
県道より分かれて再び東海自然歩道へ。杉木立の間を走ります。夏なのに結構涼しい!
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26円成寺
東海自然歩道が国道369号線と合流すると、そこはもう円成寺(えんじょうじ)。運慶作の大日如来様が祀られている由緒正しいお寺。
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27円成寺楼門
楼門は応仁2年(1468年)に再建されたもの。
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28円成寺庭園
美しい浄土式庭園の池では蓮がみごとに開花していた。バス停近くには自販機もあるので、ここらで一休みしましょう。
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29再び東海自然歩道
円成寺前のバス道をほんの少し西へ行った辺りから再び東海自然歩道に入る。
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30田んぼ道
田んぼの間の道をひたすら走る!走る走る~俺た~ち♪
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31まだまだ田んぼ道
あ~、もうなんにもいらないっ!
・・・でも、ちょっとおなかすいた(^^;。
この先、急な下り道の先に国道369号線が見えるが、これを下りてしまわないように気をつけよう。 少し手前を右へ入ります。 -
32夜支布山口神社
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33県道47号線
神社の前の階段を下りて県道47号線を横切る
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34またまた田んぼ道
S邸前。Sさんによると、夏の夜は蛍が舞い飛び、たくさんの見物客が訪れるらしい。 田んぼの中で踊る祭りもあるそうだ。
ここからしばらく自販機がないので、南明寺での昼食用に、ここで飲み物を買っておこう。 -
35もうすぐ南明寺
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36南明寺
お手洗い、水道もある。ちょっと失礼して昼食をいただきましょう。
本堂は鎌倉中期の建造物(重文)。中には薬師如来(本尊)、釈迦如来、阿弥陀如来が安置されているが、拝観するには事前の予約が必要。 -
37南明寺を出たところ
再び東海自然歩道へ
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38おふじの井戸
柳生宗矩がこの井戸で洗濯をしていた村娘のおふじに、桶の中に波が立っているのを見て 「波はいくつあるか」と尋ねると、おふじは「なみ(7×3)は21です。」と頓智で答えたところ、 宗矩はその才気に感心して側室に迎えたという。
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39さらに田んぼ道
この辺りはしばらく平坦な道が続くが、まもなく分岐を左に入りそこからコース最大の難所” かえりばさ峠”が訪れる。
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40阪原(かえりばさ)峠
かなり険しい山道だ。お腹一杯だしぃ~、ちょっと重いしぃ~。ここは歩いちゃおうか。 もうすぐ登り切り。
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41疱瘡地蔵
峠を越えると、今度は急な下りに入る。と、とまらない・・・。 ぐんぐん下ると、ほぼ下りきったところに『疱瘡地蔵』がある。 元応元年(1319年)に疱瘡よけのために造られたものだそうだ。右下には徳政一揆の成功を示す碑文が刻まれている。
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42柳生の里
山の中からいきなり開けた道へ。ガードレールにイノシシの皮が干してあった。
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43柳生八坂神社
八坂神社から少し行くと、国道369号線に出る。 すぐ向かいに自販機があるので、早速水分補給。『柳生茶屋』ではそばなども食べられる。
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44コスモス畑
時期が合えば、こんなコスモス畑も見られる。
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45布目川に沿って
今川橋を渡って、すぐ右に曲がると柳生バス停があり、近鉄・JR奈良駅まで帰ることができます。バス道路を東に下っていくと、 途中左側へ細い脇道があります。道標はありますが、下りなのであまり調子に乗って走ると入口を見落としますよ(一度見落としてえらい目にあいました(^^;)。布目川沿いのハイキングコースをどんどん下ります。
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46『甌穴』(おうけつ)
川底の岩には”甌穴”とよばれる穴がたくさん見られる。これは川底の花崗岩質の岩(かなり大きい)に小石が絡まって回転し、 数十万年から数百万年かかって徐々に穴が大きくなっていったものと推定されている。
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47線路の横の道
しばらく木津川とJR線に挟まれた狭い道を走ります。横はすぐ線路。電車来たら怖いだろうなあ~。 結構スリリング。
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48銀の帯コース
この日は前日が雨だったため、木津川の水量は多めでした。 迫力ある流れを横目に見ながらビール、いえ温泉を目指します。もうすぐビール、じゃなくてゴール! 遠くに笠置大橋が見えてきます。ゴールは間近。
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49憩いの館
京都府相楽郡笠置町隅田24 0743-95-2892
泉質:ナトリウム、炭酸水素塩、塩化物温泉
施設:大食堂、レストルーム、露天風呂、ジャグジー、サウナあり
備品:タオル・バスタオル、ボディシャンプー、シャンプー&リンス -
50憩いの館入口
写真にある後ろの山は『笠置山』。
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51JR笠置駅
電車は1時間に1本しかないので、時間を合わせて帰りましょう。
近鉄奈良駅の東改札を出て向かって右側の階段から上に上がりましょう。
その前に改札口を出たところにおいてある”近鉄てくてくマップ”をもらっていくと良いですよ。
”柳生街道コース”と”柳生・笠置周遊コース”の 2枚をもらっていくと重宝します。