るんるんjog

そこに道があるから…

飛鳥の里コース

大和八木駅~飛鳥寺(周回)(約22km)

ルートマップ準備中

タイムテーブルPDF版(約80KB)

(1)近鉄大和八木駅

  1. ★近鉄大和八木駅周辺おすすめスポット

    『近鉄百貨店屋上展望台』…東に耳成山、南東に天香具山、真南に藤原宮跡、 南西には畝傍山を同時に見ることができる♪
    まずここに登って飛鳥の概要を確認してから出かけるのも良いかもね。 …あ、8:20ではまだ開いてないか(^^;。

  2. さあ、ここからいよいよマラニックのスタートです。 着替えの必要な方は、駅北側広場に向かって右手にあるグリーンの建物(駐車場)の下のWCを利用しましょう。 北側広場でちょっと準備体操。お出かけは駅南側から。 南側に出たら、左に曲がって現在工事中(立体交差道路になるようですが)のフェンスの横の細い道を南に進みましょう。

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(2)おふさ観音寺

  1. (身体の)ぼけ封じの寺として有名。お寺の前の道は東西に延びる『長寿道』。 (頭の)ぼけ封じとして有名な『安倍文殊院』まで続いています。
    大和十三仏の第8番札所でもあります

  2. バラの季節に訪れると、境内いっぱいにバラの花が咲き誇っています。 これが無料開放されているのがうれしい(^^)。WCも最近新設されたばかりでとてもきれいです。 この辺りには「さなぶりもち」と書かれたお店が幾つかあります。 名物らしいのですが…一度食べなきゃ!

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(3)藤原宮跡

  1. 藤原宮は持統8年(694年)に持統天皇により築かれた。 当時は高さ25mもの大極殿が建っていたらしい。

  2. とにかく広いっ!北には耳成山、東に天香具山、西に畝傍山。 ここからは大和三山が全て見渡せる。今走ってきた道路の北側に見える池は『醍醐池』、 その東の端には百人一首で知られる持統天皇の歌碑がある。

    「春過而 夏来良之 白妙能 衣乾有 天之香来山」

    春過ぎて 夏来るらし 白妙の 衣ほすてふ 天香具山)

    南側には広大な藤原宮跡の敷地が拡がる。

  3. この辺りからは万葉ムード満点。のどか~な、のどか~な景色が続きます。 藤原宮跡でしばし休憩したら、この道を南へ進もう。
     100m全力疾走?やってみたら~(^^;?

  4. 大和三山といえば、中大兄皇子の有名な歌。

    「高山波 雲根火雄男志等 耳梨与 相諍競伎 神代従
    如比尓有良之 古昔母 然尓有許曾 虚蝉毛 嬬乎  相挌良思吉」

    (香久山は 畝傍を惜しと 耳成と 相争ひき 神代より
    かくにあるらし 古(いにしへ)も 然(しか)に あれこそ うつせみも 妻を 争ふらしき)

    この歌は一般的には、中大兄皇子(香久山)と大海人皇子(耳成山)が 額田王(畝傍山)を取り合って三角関係にあったことを示しているものと捉えられている(異説あり)。

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(4)飛鳥庭球場・紀寺跡

  1. 県立明日香庭球場付近より天香具山を望む。

  2. 明日香庭球場前の広場。この奥に和同開珎などが出土した紀寺跡がある。

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★天香具山

  1. 天香具山北側にある”古池”付近。なかなか雰囲気の良い道が多いが、 時間の関係で立ち寄るのは難しいかな。

  2. 天香具山の西側にある『天香具山神社』

  3. 天香具山は比較的なだらかな山(標高152.4m)。 上は『万葉植物園』になっていて、走りやすい周遊道がついている。 万葉歌碑が至るところにあり、神社あり、WCあり。時間があれば立ち寄ってみよう。 天香具山に寄り道したら、頂上にある国常立神社を通って、南側の天岩戸神社あたりから下りると、 基本ルートに戻れます。

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(5)酒船石

  1. 『酒船石』

    遺跡公園の入口横から土の階段を登ってください。 ちょっと小高い丘(?)の上にぽつねんと置いて(?)あります。おさわり自由です。 なでなでしたら、そのまままっすぐ細い山道を進みましょう。
    長さ5.3m、幅2.27m、高さ0.97m、花崗岩製

  2. 右上、及び上の写真は『亀型石造物』。
    どこから撮ったのかな~(^^)?。

  3. かつては酒を造るのに使っていたのではないかと考えられていたため”酒船石”と名付けられたが、 近年の研究によると造園設備の一部であると考えられてきている。 右の写真にある”亀型石造物”が発見される前は、バス通りから細い道を登っていくと 森の中にひっそりとこの石だけが鎮座していた。今では亀型石造物周辺は”酒船石遺跡公園”(入園料300円) となっており、前の道路もやけに整備されている。あまり整備して観光地化されていくのもなんだか寂しい( 贅沢な要求か?)。ちなみに酒船石は公園の外にあるので自由にさわってみることができる( こういうところが奈良の大らかさであり、魅力を感じる点なのだけれど)。 公園近くを通ったとき、タクシーの運ちゃんが「公園に入らなくてもこの辺りから見えます。」 と言いながら観光客を案内していた(^^;。…ついて行っちゃった(^^)。

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(6)岡寺(龍蓋寺)

  1. 『岡寺』(要拝観料)

  2. ”酒船石”から細い山道を道なりに進んでいくと1つめの分岐点に出ます。 少し下り坂なので調子に乗ってまっすぐ下りてしまわないように!車道に出てしまいますよ (…一度出ました(^^;)。分岐点をヘアピン気味に左に折れて少し登ります。 しばらく登ると車道に出ます(さっきとは別の車道ですよ)。車に注意しながら20mほど車道の脇を走りましょう。 もう岡寺の駐車場が見えています。左に入って急坂を登りましょう。坂の途中の売店はWCを貸してくれます 。坂の途中『飛鳥周遊歩道』の道標が立っているところで右に折れます。登りです。登りです。ふぇ~っ! 左の写真の左手から出ます。正面の門をくぐると岡寺。少し門へ向かって進んでから門の手前5mほど、 すぐ右手の道を下ります。下ります。下ります。左下の写真です。滑りやすいので注意。

  3. 岡寺は、義淵僧正が天智天皇2年(663年)に開いた寺。草壁皇子の岡宮をお寺としたもの。 西国33ヵ所霊場第7番札所。
    坂の突き当たりに見えているのが『坂の茶屋』。 ここも下りで勢いがつくので調子に乗ってまっすぐ下りてしまわないように! またまたさっき出ずにすんだ車道に出ますよ。(…これも出ました(^^;。ばっかじゃないのぉ~?) 坂の茶屋のすぐ横の道を左に折れてください。道なりにまっすぐ。んん、結構きつい?
    『石舞台古墳』の表示が出ている方へ進んでください。”竹工房”のところは右です。

  4. 途中にはこのような展望の開けるところもあります。

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(7)石舞台古墳

  1. 周遊道路を下りきったところ。正面に見えるのが石舞台古墳。右に折れて石舞台公園の中をまっすぐ突っ切ります。
    (公園内無料、古墳内を見るには公園入園料が必要)
    蘇我馬子の墓とも言われているが…。

  2. 上の写真奥の桜のある辺りが『石舞台古墳』。桜の名所でもあります。 写真の道の右側は『島の庄春日神社』。細長い敷地にベンチがあります。 写真の道を下りずに、いま下りてきた道をそのまま道なりに下ります。 (写真の道はいま下りてきた道から右に折れる道です。 ここを下りても良いけれど、バス通りを走る羽目になりますよ。…これも途中まで下りましたけど(^^;。) 道なりに進むと周遊道路になっており、なかなか軽快に走れる良い道です。

  3. 上の写真の道を左に折れて道なりにまっすぐ進むとこのような光景が… 余裕のある方は”祝戸地区”まで足を伸ばしてみては?

  4. 石舞台古墳は、もともとは方墳または上円下方墳であったのが、 周りを覆っていた土が流れて石室が露出したものだそうだ。

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(8)橘寺

  1. 橘寺(要拝観料)

    聖徳太子が自分の生まれた橘宮を推古14年(606年)にお寺にしたもの
    境内には善悪二つの顔を前後に彫った『二面石』と呼ばれる奇石があります。

  2. 石舞台古墳からは裏側から出て、”玉藻橋”を渡り、右に折れて飛鳥川沿いに進みます。 静かで走りやすい道です。一本道なので何も考えずに走りましょう(^^)。 ”無”の境地になってきましたか?何となく走っているとすぐに『橘寺』到着です。

  3. 橘寺からは道なりにさらにまっすぐ。車道に出たら左へ。 (車道の少し手前の細い道を左に折れるほうが良いかもね。)

  4. 桜の季節だとこんな感じ♪

  5. 裏側の道もなかなか良い感じ♪

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(9)川原寺跡

  1. 川原寺の前の道路から橘寺を振り返って見たところ。

  2. 車道に面してぐ~ンと拡がっているのが『川原寺跡』。礎石だけが残っています。 この地に現在建っているお寺は『弘福寺(ぐふくじ)』という別のお寺です。
    斉明天皇元年(655年)に造営された『川原宮』が後にお寺となったところ。 実際の礎石は地下に埋められており、地上に見えている礎石はプラスチック製の復元物

  3. 広いっ♪広いっ♪

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(10)亀石

  1. 亀石でごんす♪
    田圃のあぜ道の途中にのっそりとお出ましになる。亀?カエル?河童? ま、なんでもいいや。この子が西を向くと飛鳥地方は大洪水にみまわれるとか。 すぐ横になぜか自販機ステーションが…。なぜか郵便局が出張して切手を売ってたりもした(^^;。 あ、そういえばこの少し手前に利き酒のできる酒屋さんがありました♪近くには温泉も♪るんるんるん♪
    とっても らぶり~っ!

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(11)鬼の俎・雪隠

  1. 鬼の俎(まないた)

    少し高台にある。

  2. 鬼の雪隠…洋式トイレかな?鬼が通行人を捕まえて左写真の”俎”の上で料理して食べたそうな。 それでもって、右の写真の”雪隠”で用を足したらしい。んなばかな。
    実際は、この2組の石造物は棺桶であったらしく、左の”俎”の方が底板、 右の”雪隠”の方が蓋であったと考えられている。

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(12)飛鳥歴史公園

  1. 飛鳥歴史公園

    こういう休憩所や資料館、WCもそろっています。

  2. 一旦歴史公園を行き過ぎて、近鉄飛鳥駅前を少し南に行くと”サンクス”があります。 ここで昼食を買い込みましょう。再び歴史公園に戻って昼食タイムです。 道路を挟んで右側(東側)に広場があります。ここら辺でのんびりお食事(^^)。 あ~、生きてるなあ~。

  3. 歴史公園広場から高松塚方面を望む。高松塚前の周遊道もとても走りやすい道です。 時間があれば走ってみましょう。
    道路を挟んで左側(西側)の資料館右手からこちらの道に抜けましょう。

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★近鉄飛鳥駅

  1. 10年ほど前に行ったときは飛鳥駅前は何もなく、駅だけがポツンとありました。 今は駅舎もきれいになり、駅前広場ができていて右手には観光案内所もできています。 あまり観光地化されて欲しくない…のですが。

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★周辺の史跡

  1. 『天武・持統天皇陵』

    歴史公園の間の道路を少し北に行ったところにあります。…ただこれだけですが(^^;。

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(13)猿石

  1. 欽明天皇陵の西南の細い道を登っていくと『吉備姫王墓(きびつひめのみこはか)《檜隈陵》』があります。 ここにあるのが4体の”猿石”。さすがに宮内庁管轄だけあって柵がきっちりしてあり、 さわることはできません。

  2. こんな人いるよねぇ~。どこかであったような顔だけど…(^^)。 性別は多分”男”です。何故って?さあ~?

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(14)欽明天皇陵

  1. 周囲の堀はまるで池のよう。
     飛鳥では最も大きい前方後円墳。全長約140m。聖徳太子の祖父である”欽明天皇”と、 その后で推古天皇の母である”堅塩(きたし)姫”の合葬陵とのことですが…。 欽明天皇陵についてはこれより少し北側にある”丸山古墳”に比定する説が有力です。

  2. 猿石の北側から欽明天皇陵の拝所前を通って奥の階段を下りましょう。細い道に出ます。 右に折れて北向きに進みます。道なりにまっすぐ進みましょう。 国道169号線の信号を渡ってさらに道なりに進みます。

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(15)見瀬周辺

  1. 近鉄岡寺駅

    しんぷるいずべすと。

  2. 近鉄岡寺駅の前を通ってさらに道なりにまっすぐ北に進みます。 岡寺駅を越えた辺りの国道169号線をまたいで右手方向に”見瀬丸山古墳”がある …はずです(見えませんが)。
    ちょっと小粋な交番を過ぎると、Y字路に出ます。 Y字路の股の部分に『橿原神宮 左八丁、神武天皇御陵 左十六丁』と書いた馬鹿でかい碑があります。
    「”丁”ってなんぼや?豆腐一丁分か~?」なんて馬鹿なことを言ってないで…。 ちなみに”丁”は”町”と同じく長さの単位で1丁は60間(約109m)。
    ってことは、橿原神宮まで109×8=872m???

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(16)久米寺

  1. 久米寺(境内自由)

  2. 聖徳太子の弟である来目皇子(くめのみこ)が眼病平癒を祈願して開いた寺。 久米仙人ゆかりの寺でもあり、本堂には久米仙人像が祀られている。多宝塔は重要文化財。

  3. 久米仙人といえば、空を飛んでいるときに下界を見ると、吉野川できれいなねぇちゃんが洗濯をしていて、 そのおみ足に目が眩んで真っ逆さまに落ちてしまった…という伝説の主。 私が走っているのを見て落ちてこないでね(^^)。

  4. 『弘法大師石』と書いてあります。梵字は弥勒菩薩を表す”ユ”(…多分(^^;)。 「吾閉目の後は、必ず兜率天に往生し、弥勒慈尊の御前に仕え、五十億余の後、必ず慈尊と共に下生せん」 (弘法大師の遺告より)。

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(17)橿原神宮

  1. 『橿原神宮』(境内自由)

  2. 『深田池』
    春は池の周りに桜が咲いて、とてもきれい。

  3. 橿原神宮って、とにかく広いよねぇ~。これだけ広大な敷地が税金でまかなわれていると思うと、 ちょっと複雑な気持ちになるけれど…。ま、とにかく、でっかいことはいいことだ(^^)。 正面鳥居をくぐって左手にあるのがこの写真の”深田池”、右手に見えるのが右の写真の門です。


  4. この門をくぐると橿原神宮本殿前。
    広い、広い、広い!!

  5. 神宮前の道路はとても広い歩道がついていて走りやすい。インターバルトレーニングもできる(^^)?

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★畝傍御陵駅周辺

  1. 『近鉄畝傍御陵前駅』

    やたらと広いロータリー。
    ほとんど車はなかったが…?

  2. 畝傍御陵駅から東へ500mほど行くと『本薬師寺跡』がある。 上の写真は、本薬師寺の跡地に建つ『医王院』。。 天武天皇9年(680年)に天武天皇が皇后(持統天皇)の病気平癒のためにこの地に『薬師寺』を創建。 養老2年(718年)に薬師寺は現在の場所(西の京)に移され、 今は金堂の礎石と東塔の土壇跡だけが残されている。

  3. 本薬師寺縁起が書かれている。
    看板さびてるよ。付け替えたら?

  4. 大伴旅人の歌碑。
    「忘れ草 我が紐に付く香具山の
     古りにし里を 忘れんがため」

  5. 田んぼのまん中、一画だけ木の茂った中に東塔の土壇跡がある。 暑い季節、ここだけが唯一の日陰となる。ちょっと休憩。

  6. 9月の終わり頃、本薬師寺跡地の田んぼには一面にホテイアオイが生い茂る。
    もともとは害草らしいけれど、これだけ咲くときれいだよね。

    奥の方に見えている山が、橿原神宮境内近くにある『畝傍山』。

  7. ホテイアオイ

★畝傍御陵駅周辺

  1. 畝傍山頂上付近から

    畝傍山は橿原神宮のすぐ裏にある大和三山の中の1つである山。 万葉集では額田王になぞらえられている。 大和三山の山は全て200m以下だが、三山の中では最も高い199.2m。 甲山(兵庫県西宮市、309.4m)より低いじゃん、楽勝楽勝!…と登ってみたが、 とても走れるような山ではありませんでした(^^;。山を走るのが好きな方は走ってみては?

  2. 畝傍山の麓

  3. 麓には戦没者慰霊碑も建っている。

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(18)今井町

  1. 『華甍館』

    ここで今井町の観光案内図をもらって観光するのも良い。

  2. 『順明寺』

    今井町にはお寺もいくつか点在する。

  3. 今井町”大工町筋”

  4. 『河合家住宅(重文)』

    今でも酒屋さん(河合酒造)を営んでいる。もうじきゴールだから一升瓶提げて走っても良いかな?

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